日常。音楽多め。

風邪

普段風邪などひかないのに珍しく風邪をひいてしまって朝から寝込んでいる。今日は高円寺に行く休日の予定だった。行きたかった。

 

風邪ってこんなに辛いのか。と、人の気持ちがわかる。私が風邪を引くのは数年ぶりだ。悪寒も酷ければ体の節々が痛い。暖房をつけているのに震えが止まらない。

 

 

昨晩遅くまでペロペロしてたのが悪い。

「寿司寿司〜」と騒ぎながら、別れが惜しくて『あともう一杯』を何回も繰り返してしまった。

 

 

そう、いつの時も別れの時間は惜しいのだ。

もう会えないわけでもなければ、いなくなるわけではない。そうわかっていても、数年一緒にいたら別れは惜しいのだ。泣かないと決めていたのに思い出話をしている時少しだけホロッときてしまった。

 

 

普段からたくさん話してきたはずなのだが、数時間では話し足りなかった。伝えたい言葉や気持ちがありすぎて上手く伝えられたのか。本当に心からこれからの活躍や幸せを祈っている。正直いい思い出はあまりなかった。でもこうやって別れられるのはいいことだろう。

 

最後に「女性だけの体力も精神力も酷使するかなり過酷な環境で勤続10年、さらに最高峰まで昇り詰めたこと本当に尊敬してる。自分もそうなりたい。」と言われてびっくりした。尊敬されていないと思っていた。

 

 

『何かこれから先困ったことや悩んだことがあればすぐに連絡してほしい、すっ飛んでいくから、ご飯でも飲みにでも行こう』

 

こう伝えると涙を流してくれた。今までのもやもやが吹っ飛んだ。いつまでも力になりたいと思うし、助けたいと思っている。それが伝わったならよかったと思う。

 

 

 

 

その代償がこの風邪なら構わない。

 

 

けど、朝からずっとポロポロ涙が止まらない。完全に気が弱ってしまっている。

何があったわけでもないのに、1人残されたような孤独がある。かなりセンチメンタルな気持ちになっている。

普段気を張っているし、笑っていなければいけないし、甘えられない環境にいる分、体調を崩した時の反動は計り知れない。

 

『誰か、誰か』ってなる。グズグズしてる気持ちをここに吐き出すことしかできない。

 

所詮人間は無力だ。1人では何もできない。

そう痛感している。歩くことも外に出ることも今はできない。このまま飢え死にするのではないかとすら思ってしまう。そしてそれでも別にいいやとか思ってしまう。

風邪ひくとみんなこんな気持ちになるのかな?と俯瞰的に見ている自分もいる。色々ごちゃごちゃしている。

 

こんな時に温かいお味噌汁を作ってくれる奥さんがいたら…とか看病してくれる人がいたら…とか変な妄想をしている。

 

ブログを書き始めてからもう6時間かかっている。全然頭が働かない。電気すらつけていない。悲しい、寂しい、そんな感情しか湧いてこないのは久しぶりだ。

 

 

風邪の威力はすごい。

 

 

風邪なんてもう一生ひきたくない。本当に体には気をつけようと思った。早く元気になりたい。元気になって美味しいものたくさん食べてへらへら笑いたい。